占いのサービスを見ると必ず目にするのが四柱推命です。
しかし、占いらしい名前であることは知っているものの、具体的にどんな占いか知らないという方も少なくありません。
そこで今回は、四柱推命とはどのような占いで、どんなところで行われているのかといった歴史や方法、活躍の場について触れていきます。

多くの占い師が行う四柱推命の歴史とは?

多くの占い師が行う四柱推命の歴史とは?
多くの占い師が行う四柱推命について、その歴史を中心に解説していきましょう。
まず、四柱推命の歴史は非常に古く、原型自体は3000年前の古代中国にさかのぼるとされています。
現在のような形として歴史上に現れるのが、1100年代、南宋の徐居易(徐子平)の書とされていることから、いかに古い歴史を持つ占いであるか分かるのではないでしょうか。
成立した当初は運勢を占うという用途以上に政治や軍事の重要な判断を行う際にも用いられた重要な占術でもあります。
日本には江戸時代中期に本格的に伝わり、中国の四柱推命に関わる文献が多く翻訳されました。
特に現在の仙台市にあった仙台藩で盛んに翻訳が行われ、全国に伝わっていき、現在のように日本中の占い師が行っています。

実際の占いでも電話占いでも大活躍の四柱推命とは?

実際の占いでも電話占いでも大活躍の四柱推命とは?
四柱推命とは、一言で言えば誕生日の数字をもとに干支などを加えて占う方法です。
生まれた年、月、日、時、の四つの数字を占いを受ける人から聞き、そこから干支を求めます。
そして、この5つの要素を用いて占うというのが基本的なスタイルです。
ただし、生まれた時間が分からない場合は、厳密な占い結果が出しにくいものの三柱推命という形で占います。
この場合は、四柱推命単独では十分な占い結果が導き出せないこともあるため、他の占いと併用したり、鑑定士自身が持つ霊感によって結果を求めます。
四柱推命は生まれた時間も分からなければ、厳密な占い結果は出せないとされていますが、現代では海外の占い手法などとミックスすることで補完しているのです。
ここまで聞くと、誰でもできそうな占いに感じられますが、この限られた数字から莫大な数のパターンが存在し、そのパターンを学び、理解しないと四柱推命を行うことは本来できません。
そのため、安易に四柱推命を自身や友人が行うのではなく、専門家に鑑定してもらうのがおすすめです。

まとめ

四柱推命は、誕生日をもとに占う手法で、中国では古代から行われてきました。
日本に伝わったのは江戸時代で、すでに300年以上の歴史を持ち、現在も多くの方に支持されています。
内容自体は誕生日と干支をもとに占うというスタイルですが、非常に多岐にわたるパターンが存在するため、プロの鑑定士に行ってもらうのがおすすめです。

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